== 火の神以外の祝融 ==
『史記』では五帝時代の官名とされる<ref>「重黎爲帝嚳髙辛居火正,甚有功,能光融天下,帝嚳命曰祝融。共工氏作亂,帝嚳使重黎誅之而不盡。帝乃以庚寅日誅重黎,而以其弟呉回爲重黎後,復居火正,爲祝融」(史記、卷040#楚先祖)</ref>。[[顓頊]]の子の黎(重黎)が祝融の官に就き、楚の先祖となった、との伝承があるの子の黎('''重黎''')が'''祝融の官に就き、楚の先祖となった'''、との伝承がある<ref>世界神話伝説大辞典、篠田知和基他、勉誠出版、2016、p659</ref>。
小説『通俗二十一史』では登場人物の一人であり、人皇によって諸侯に封じられており、女皇([[女媧]])によって康回(共工)討伐のために召し出され、その任を果たしている<ref>通俗二十一史, 早稲田大学出版部, 1911, pages6-10, https://books.google.co.jp/books?id=nScLVESAr4AC&newbks=1&newbks_redir=0&dq=%22%E7%A5%9D%E8%9E%8D%22&hl=ja&pg=PP122#v=onepage&q=%22%E7%A5%9D%E8%9E%8D%22&f=false, 2021-05-16, ja, 女皇命じて祝融を召して康回を征す, volume1</ref>。