天邪鬼は物語の最後において往々にして殺される。その際にソバ畑や粟畑を馬で引き回したり、あるいは死体を捨てたために、それらの植物の茎が天邪鬼の血で赤く染まったとする由来譚になっていることが多い。これはハイヌウェレ型神話の名残をとどめているともされる<ref name="藤井倫明" />。各地方で音は違うものの、瓜子姫が歌う機織りの歌や、天邪鬼と瓜子姫のやりとりをリズミカルな声を出して伝えるタイプの民話である。
== 瓜子姫と天邪鬼・まとめ ==
=== 私見 ===
「瓜子姫と天邪鬼」は、二つの物語が組み合わされたものだと思う。
# 天から降りてきた上位の女神(仙女)が織物(あるいは産業)を人々に教える物語。(=瓜子姫、柿の木(鳥))女神が罰(ダメージ)を受ける、という付加がつく。
# 下位の女神が冥界神と婚姻して(すなわち''死んで'')植物の母になる物語。(=天邪鬼、茅)
である。
# 1は
#
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==出典・脚注==