* バッサエ(ペロポネソス):紀元前430年、イクチノスが設計したアポローン・エピクーリオス(「助ける者アポローン」)を祭る神殿。ドーリス式とイオニア式の要素が組み合わされ、中央にコリント式の柱頭を持つ最古の柱が使われている<ref>[http://odysseus.culture.gr/h/3/eh351.jsp?obj_id=6664 Hellenic Ministry of Culture: The Temple of Epicurean Apollo].</ref>。神殿は比較的控えめな大きさで、基壇は14.5x38.3m<ref name="WHO">[http://www.worldheritagesite.org/sites/apolloepicurius.html Temple of Apollo Epicurius at Bassae] (https://web.archive.org/web/20061231045240/http://www.worldheritagesite.org/sites/apolloepicurius.html, 31 December 2006), World Heritage Site.</ref>、6 x 15本の柱からなるドーリス式のペリスタイルがある。屋根は、光と空気を取り入れるために中央の空間を開放していた。
* デロス島:紀元前7世紀後半に建てられたアポローン神殿は、10,00 x 15,60mの平面図を持っていた。紀元前475年頃にドーリア式のアポロ大神殿が建てられた。神殿の基壇は13.72x29.78m、プテロン柱は6x13本である。大理石が多用された<ref name=Robertson324/>。
* アンブラシア:紀元前500年に建てられたアポローン・ピュティオス・ソティルを祭るドーリア式周縁神殿で、ギリシャの都市アルタの中心部にある。一部しか発見されていないが、この神殿はそれ以前のアポローンに捧げられた聖域の上に建てられたと思われる。