* ドレロス(クレタ島)。アポローン・デルフィニオス神殿は、紀元前7世紀、あるいは紀元前8世紀中頃のものであろう。伝説によれば、アポローンはイルカとして現れ、クレタの神官をデルフォイの港に運んだという<ref name="Martin Nilsson 1967 p. 529">Martin Nilsson (1967). Vol I, p. 529</ref>。平面図の寸法は10,70 x 24,00 mで、建物は周縁部ではない。ドーリア式円柱の前身と考えられるミノア式円柱基壇を含む<ref>Robertson pp. [https://books.google.com/books?id=l3Ln6KMGio0C&pg=PA56 56], [https://books.google.com/books?id=l3Ln6KMGio0C&pg=PA323 323].</ref>。
* ゴーティン(クレタ島)。紀元前7世紀に建てられたピトアニスのアポローン神殿は、19,00 x 16,70 mの平面で、周縁部がない。壁は石灰岩でできていて頑丈で、東側に扉が1つあった。
*テルモン(西ギリシア)。紀元前7世紀半ばに建てられたドーリア式のアポローン神殿は、紀元前10世紀頃に建てられたと思われる曲線的な建物の上に建てられ、その上に柱廊(ペリスタイル)が追加されている。