== 語源 ==
トーキルド・ヤコブセンとウォルター・ブルケルトは、アッカド語の海を意味する単語tâmtu(𒀀𒀊𒁀)と関係があり、初期の形tiamtumに続いていると主張している<ref>Jacobsen, 1968, p105</ref><ref>Burkert, Walter, The Orientalizing Revolution: Near Eastern Influences on Greek Culture in the Early Archaic Age, Cambridge, Harvard University Press, 1992, pages92f, isbn:0-674-64363-1</ref>。ブルケルトはさらに、テティスと言語的な関連性を指摘する。。ブルケルトはさらに、テティスと言語的な関連性を指摘する。ヘレニズム時代のバビロニアの作家ベロッサスの『万国史』第一巻に登場する「Θαλάτη、thaláttē」は、ギリシャ語の「Θάλατα、thálatta」と明らかに関係があり、「Θάλασα、thalassa」の東方変化形「海」である。