「薔薇のロマンス」は、1230年頃にギヨーム・ド・ロリスによって書かれた中世フランスの詩の第1節である。この詩は、1275年頃、ジャン・ド・ムーンによって完成された。エコーとナルキッソスの物語は、ナルキッソスが初めて自分の姿を映した池に、主人公が偶然出くわしたときに語られる、より大きな物語の一部である<ref name="Guillaume 23">Guillaume de Lorris and Jean de Meun (2008). ''The Romance of the Rose''. Oxford University Press. Page 23. ISBN:0199540675</ref>。
この作品では、エーコーはニンフでもなく、プリンセスでもなく、高貴な貴婦人として描かれている。