教祖ゾロアスター自身が説いたとされる『ガーサー』には、ウルスラグナは特定の神格としては登場していない。ヘレニズム色の強いパルティア王国の時代になると、ギリシア神話の[[ヘーラクレース]]と同一視され盛んに信仰された<ref name="Okada"/>。
[サーサーン朝ペルシアでは帝王の性格を持つ戦勝の神として熱心に崇拝され、バフラームの名を持つ王も数名現れている<ref name="Okada"/>。その初代皇帝アルダシール1世]は、自らウルスラグナの聖火を建立し、以後、サーサーン歴代の皇帝達が参詣した。また、この時代から現在に至るまでウルスラグナは道路や旅程を守る神として信仰されている。その初代皇帝アルダシール1世は、自らウルスラグナの聖火を建立し、以後、サーサーン歴代の皇帝達が参詣した。また、この時代から現在に至るまでウルスラグナは道路や旅程を守る神として信仰されている<ref name="Okada"/>。
アルメニアの民族的英雄神[[ヴァハグン]](Vahagn)はウルスラグナが起源で、怪物[[ヴィシャップ]]を殺す。